2011年09月01日

ニッポンの妻たち




初めてのゴルフは、山梨県の山間コース、アップダウンが激しくてとんでもないコースでの筆下しとなった。いまでは、ノミの体に象の心臓で、心臓が歩いてるなんて言われて久しいが、あの頃は逆だった。この日、緊張がゴルフシューズを履いて手袋しているような感じだった。そして、自慢じゃないが1日に18個の ボールを無くした新記録を打ち立てた。ゴルフを知らない方は分からないだろうが、これは世界に誇れる金字塔。下手で後ろがつかえるので、探す時間が十分に 与えられなかったということを考慮してもすごい。

「タコ君、商品を全部家に忘れてしまったよ。」何年かしたあるコンペで同僚の細川さんが 真っ赤な顔でそういった。細川さんはその時の幹事で、あわてて奥さんに電話して持ってきてもらうことになったとのこと。片道、車で3時間。奥さんは商品を持って届けてくれた。日本の奥さんは素晴らしいと感心した。それと同時に、ゴルフも仕事の内と嫌というほど知らされた。

何年か前に、この細川さんとお会いすることがあった。私は、オーストラリアから一時帰国していた。
「タコ君、いろいろあってね、別れちゃったよ。」あの奥さんと離婚されていたのだ。あの時、素敵な笑顔を絶やさず商品を持って来られた奥さんの顔が過ぎった。

「日本がこれだけ発展成長している本当の理由をご存じかな?」
80年代の初め、年頭の挨拶でY専務が話始めた。私がサラリーマンとして9年間勤めていた会社の専務だった方だ。これからバブル経済にのめり込んでいく前だったが、その勢いはもう始まっていた頃の話だ。

「それはね、日本の妻たちなんですよ。夫を理解して、夫を支えやっている妻たちの力なんですよ。」
はー、うまいことを言うもんだな、と思った。私は独身だったので夜中まで飲んで帰っても、文句をいうのは近所の犬くらいでよかったが、妻帯者の方々も残業の後一緒に飲んだくれていた。こういうことを陰で支えているのが、「ニッポンの妻たち」なんだと思ったもんだ。

しかし、この細川さんの一件があってから、「ニッポンの妻たち」も実はギリギリのところでやっているんだなと思わされた。当然といえば当然だろうが。

細川さん、今は25歳も年下の中国人の方と 結婚され中国に住んでいて幸せにやっておられる。還暦を過ぎているが、小学校に上がる子供さんがいるという。今は、「中国の妻たち」とかの範疇に入られているのだろうか。いずれにしても、仕事をしていくうえでの、妻、夫、彼女、不倫相手などのサポートと理解は不可欠。

中国ではゴルフ人口が増えているという。細川さん、今もゴルフをされているのだろうか。




Posted by タコ社長 at 16:36│Comments(2)
この記事へのコメント
またタコ社長のブログを読めるようになって嬉しいです♪

オーストラリアでゴルフデビューしたかったのですが、時間がなんとも。。w
今度メルボルンに行った時は、一緒にゴルフに行きましょうね!

日本の妻達も立ち位置が少しずつ変わってきたのだと思います。
海外の女性に比べてまだ奥床しいところが残っていると思いますが、最近の女性は自立している人が増えてきましたからねw
Posted by 小梅小梅 at 2011年09月02日 08:50
ありがとうございます。そうですか、時間があまりないのですね。でもいつか一緒にやりましょう。

はい、この話はもう30年くらい前のことですから、逆になっているかもしれませんね。
Posted by タコ社長 at 2011年09月02日 15:15
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ニッポンの妻たち
    コメント(2)